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3月:からすみ “えな”里山の恵み  2019.3.13

「からすみ」と聞いて、真っ先に思い出すのはどんな食べ物でしょうか。

多くの方はボラの卵巣を思い出すかもしれませんね。

 

岐阜県東濃地方では、「からすみ」といえば

米粉を練って、山の形に仕上げたお菓子を指す場合がメジャーです。

 

「からすみ」は米粉ならではのもっちり感と程よい弾力が特徴で、

この地方では桃の節句の伝統菓子として昔から愛されてきました。

今もひな祭りの時には、家庭でからすみを作って

近所や親戚に分けるという習慣が残っています。

 

 

 

お菓子の「からすみ」は

江戸末期からこの地域で作られるようになったと言われていますが

明確な資料はなく歴史に関しては諸説あります。

 

「からすみ」という名前の由来については、

珍味の「からすみ」に似せて作ったものだからと言われています。

 

江戸時代、ボラの「からすみ」は高級な嗜好品としてだけではなく、

子宝の象徴として珍重されていました。

そのため、子供の健やかな成長を願う縁起物としても人気があったのです。

 

内陸部に位置する岐阜県では

ボラの「からすみ」を手に入れるのが難しかったため

「からすみ」を模った米粉のお菓子を作ったといわれています。

 

そして、地域に根付く郷土菓子として定着していきました。

今でも3月頃になると各家庭で作られるため

「からすみ」の型がホームセンターなどに売っています。

 

 

 

お菓子の「からすみ」の材料はとてもシンプル。

基本的には米粉とお砂糖で作ります。

 

真っ白なものはプレーンと呼ばれ、基本的な「からすみ」の味です。

「からすみ」の素朴な味はどんな材料とも相性がよく、

黒糖や抹茶などと合わせたり、胡桃や小豆を混ぜたりするのもオススメです。

 

また、桜葉など春ならではの素材を取り入れる事で

季節を感じられる一品にもなります。

 

 

 

懐かしい味で根強い人気を誇る「からすみ」ですが

米粉を使っているので日が経つと固くなってしまいます。

 

もし固くなってしまったら、レンジで温めてみてください。

すぐに出来たてのようなもっちり感が復活します。

 

また、オーブンで焼いたり、火で炙ったりするのもオススメです。

香ばしさが増して、焼く前とは違った食感を楽しむことが出来ます。

 

 

「からすみ」は、和菓子屋さんやスーパーなどで販売されていますが、

通販ショップのおへそストアーでも取り扱っています。

 

恵那のおばあちゃんが心を込めて作った「からすみ」は、

心温まるほっこりした味わいです。

遠方で買いに行けない方は、ぜひ通販をご利用ください。

 

 

おへそストアーはこちらから。

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